今まで9台のリールを購入していますが、今回は初となるシマノのリール。特に理由がある訳ではないんですが…で、少し前に実店舗で22サハラ 2500を見かけ手に取ってみたんですけど…。
これがいい感じなんです。
そして、先日遅れて発売された【シマノ 22サハラC2000S】を購入!今回の記事は22サハラ C2000Sの解説と実際に手に取り、使用した印象をお届けします。これからリールを購入しようとしている初心者の方にぜひ参考にして頂けたらと思います。
シマノ 22サハラ C2000S
【22サハラ】は前モデルの17サハラからの5年ぶりのニューモデル!シマノのエントリーモデルとなるリールで、初心者の方でも手に取りやすい価格で販売されています。
デザインを見ると艶消しのブラックがリール全体の質感を高めているように思えます。個人的には17サハラと比べて、ハンドルがブラックに変更されているのも嬉しいポイント!
サイズも豊富で500番~5000番とあらゆる釣りに対応できるラインナップとなっていて、前モデル同様、多くの釣り人が手に取られると思います。
22サハラ C2000S 主なスペック | |
---|---|
ギア比 | 5 |
実用ドラグ | 2㎏ |
最大ドラグ力 | 3㎏ |
自重 | 210g |
最大巻上長 | 66㎝ |
ハンドル長さ | 45㎜ |
前モデルから追加された2つの機能
前モデルから追加された特徴は2つ
- ねじ込み式ハンドルの採用
ねじ込み式のハンドルの採用でハンドルのガタつきが軽減。前モデルはキャップ式のハンドルで、低価格帯のハンドルはほぼこのキャップ式のハンドルでした。
キャップ式のハンドルのリールも使用していますが、使用回数が増えていくとやはりハンドルが「カタカタ」とガタつくようになります。
- サイレントドライブの搭載
リール全体の駆動する部分のガタつきを減らす。スムーズで滑らかな巻き心地を与える。
今回追加された特徴はどちらもリールのガタつきや振動を減らす為の技術が採用されているようです。これによりリールを巻くことが多いルアーフィッシングでは、ストレスなく長い時間使用できそうです!
また、不要な振動を減らすことは感度の向上にもつながり、アタリを繊細にとるライトゲームには適した技術ですね。
低価格帯とは思えない巻き心地
ハンドルを取り付け回してみると、その滑らかさに驚きます。もちろんハンドルのガタつきもなくスムーズに回転し、気になる異音もなし。エントリーモデルとは思えない気持ちいい巻き心地。
同価格帯のダイワのレガリス、レブロスも所有していますが、巻き心地は圧倒的に良く感じストレスなく巻き続けられそうです。
同価格帯のリールとの自重の比較
1つ気になるところと言えばやはり重さ。同価格帯の21ナスキー、ダイワのレガリス、レブロスと比較すると…
同価格帯のリール | 自重 |
---|---|
SHIMANO 21ナスキー C2000S | 210g |
SHIMANO 22サハラ C2000S | 210g |
DAIWA 18レガリス LT2000S | 190g |
DAIWA 20レブロス LT2000S | 200g |
ワンランク上の21ナスキーとは同じ重量ながらもダイワ2機種よりは重く、実際に手に持ってみると重量感を感じます。
試しに普段使っているアジングロッド3本にリールを組み合わせてみると、重量感は感じるものの大きくバランスが崩れるような感覚はなく、仮にこれからアジングなどを始めようとする方で最初に選ぶリールであれば、その重さが気になる事はないと思います。
ワンランク上位機種の【21ナスキー】には、防水機能のコアプロテクトを搭載されていている、ボールベアリング数が多い(ハンドルノブ部分)の違いになります。
比較したリールはこちら
【22サハラ C2000S】メバリングインプレ!
メバル狙いで22サハラ C2000Sを使用。ラインはナイロン4lbを巻き、ロッドは【ジャッカル エッグキャストタフィ】ちょっと遊び感覚での使用となりました!
キャスト時の糸の放出はとてもスムーズで、ほぼ1日中使用していましたがトラブルは1度もなく快適にキャストできます。重量感はありますが気になる程ではなく、キャストし続けてもストレスを感じることはありません。
25㎝のメバルを掛けた際に、海面に浮いていたビニール袋ごと引き寄せましたが、リールのガタつきなども感じず、滑らかに巻くことができ、ライトゲームでの使用にはまったく問題なく使用できるレベルです。
まとめ
今回はシマノ 22サハラ C2000Sを購入し手に取り使ってみました。ローエンドモデルとも言えるリールですが、実際に使ってみると確実に価格以上の使用感を得られるはずです!
注意点としてはシマノの防水効果である【コアプロテクト】は非搭載なので海水がかかる環境ではリールの劣化に繋がりやすくなるかもしれません。
とは言ってもシマノの基本性能はしっかりと押さえているので、漁港、堤防周りのライトゲームでは充分なパフォーマンスで、まさにこれからルアーフィッシングを始めてみたいと思われている方にぜひおすすめしたいリールです!
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