初心者におすすめのジグ単アジングライン 最初に選ぶラインはどれ?

釣りをするには必ず必要となる釣り糸(ライン)ですが、これからアジングを始めてみよう!と思っている方は種類が多くてどれを選んでいいのか必ず悩まれるはず。

  • ラインにはどんな種類があるの?
  • ラインの特徴が知りたい
  • 初心者の方におすすめのラインは?

この記事では初心者向けにジグ単で使用するアジングラインの種類と基本的な特徴を解説します。ライン選びは釣果に大きく関わりますが、快適にアジングを楽しむ為にも大事な部分です。

この記事を読んで頂ければ、悩まずにラインを選び、快適にアジングを楽しむことができますので、ぜひ参考にして下さい!

アジングラインの種類を知ろう!

アジングで使用するラインには4種類あります。

  • ナイロンライン
  • フロロカーボンライン
  • PEライン
  • エステルライン

これから始める方にとっては、いったいどんな違いがあるんだろう?と思いますよね。

結論を言うとどのラインでもアジを釣ることができます。

では、なぜこれだけの種類があるかというと、それぞれのラインにはメリット・デメリットがあり、その日の釣りの環境や状況によって使いわけるのが良いとされています。

とは言ってもすべてのラインを揃えてアジングをするなんてできません。

まずはこの4種類のメリット・デメリットを知るところから始めましょう!

それぞれの特徴 メリット・デメリット

  • ナイロンライン
メリット
  • 柔軟性があり巻き癖がつきにくく、ラインが絡むなどのトラブルが少ない
  • 伸縮性があり、瞬間的な力を吸収することができる
  • ショックリーダーを必要としない
デメリット
  • 他のラインに比べ感度が劣る
  • 紫外線やラインに吸水性がある為、劣化が早い

一般的に使用されているラインで、ライントラブルが少ないことが1番の魅力。伸縮性がある為、アジが瞬間的な力を吸収してくれますが、その反面感度が劣りアジのアタリが伝わりにくいとされています。

  • フロロカーボンライン
メリット
  • 耐摩耗性に強い
  • 伸縮性はあるがナイロン程ではなく、ナイロンラインに比べ感度が良い
  • ショックリーダーを必要としない
デメリット
  • ラインが硬い為巻き癖が付きやすく、絡まるなどのトラブルになりやすい

フロロカーボンラインの特徴は擦れなどの摩耗に強いことです。岩が沈んでいるところなど、ラインが障害物に擦れるような場所におすすめです。

ライン自体水に沈みやすい性質を持っているので、水深が深い場所や、風が強い日でもジグヘッドを沈めやすいでしょう。硬さがあるのでラインに巻き癖が付き、それが原因でライントラブルになる事も多いので注意が必要です。

  • PEライン
メリット
  • ラインが細くても、直線的に引っ張る力に対してはかなり強い
  • ラインが張っている状態での感度は優れている
デメリット
  • 岩に擦れるなどの摩擦に弱い
  • 水に浮く性質を持っており、軽量のジグヘッドは扱いにくい

PEラインは他のラインに比べ、直線的に引っ張る力が圧倒的に強いです。ナイロンやフロロカーボンと同じ太さのラインの3~4倍の強さがあります。

伸縮性はなく感度は高いのですが、それはラインが張った状態である時に限ります。PEラインは水に浮く性質を持っているので、風のある日はラインが浮き上がってしまい、軽量のジグヘッドを使用して張った状態を維持するのはテクニックが必要です。

またPEラインにはショックリーダーというフロロカーボンのラインを結束して使用しなければなりません。

  • エステルライン
メリット
  • 伸縮性は少なくフロロカーボンラインよりも感度に優れている
  • 適度に水に沈み、ジグヘッドの操作感が良い
デメリット
  • 瞬間的な引っ張る力に弱い
  • ラインが硬い為巻き癖が付きやすく、絡まるなどのトラブルになりやすい

エステルラインは感度・操作性の良いバランスの取れたラインです。

特徴は硬く伸縮性の少ないラインでフロロカーボンラインに似た特徴ですが、感度や軽量ジグヘッドの操作性は上回ります。適度に水に沈む性質もありますので、風がある日でも扱いやすいでしょう。ただし瞬間的な引っ張る力に弱いので、リールのドラグ調整を忘れずに。

PEラインと同様にショックリーダーを結束して使用します。

ショックリーダーとは?

ショックリーダーとはPEラインやエステルラインを使用した時、ルアーとの間に結束するラインで、アジングでは主にフロロカーボンのショックリーダーを使います。

ショックリーダーはPEラインやエステルラインの弱点を補う為に使用します。

PEライン
  • 障害物に擦れると切れやすい
  • 結び目がほどけやすい
  • 水に浮きやすい
エステルライン
  • 急に強い力が加わると切れやすい

フロロカーボンのショックリーダーはナイロン程ではないが伸縮性があり、摩擦にも強く、また水に沈みやすい性質もあるので、PEラインやエステルラインの苦手な部分を補ってくれます。

初心者の方が初めに選ぶアジングラインは?

私が使用しているアジングのラインはエステルラインを使っています。ジグ単でのアジングではエステルライン一択ではないかと思っています。

では、これから始める方にもエステルラインをおすすめするかと言えば少し違います。もちろん釣りをするのですから、釣果は大事ですが、これから始める方には簡単にトラブルなく釣りができることが必要です。

例えば…

  • アジが目の前を泳いでるのにラインが絡まってぐしゃぐしゃ…
  • 急に釣れ始めたけどラインが切れたっ!

せっかくのチャンスをラインのトラブルや、結び直しで逃してしまうだけではなく、周りの人はどんどん釣っているのに、自分だけ絡まったラインに四苦八苦しているなんて、楽しむどころか辛い記憶になってしまいますね…

まずは釣果よりも快適にアジングを楽しみましょう!

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  • ラインが絡まるなどのトラブルが少ない
  • ショックリーダーを必要としない

前述のアジングラインの特徴の中で上記の2つのポイントを満たしているのはナイロンラインです。他のラインにくらべ伸縮性があり感度は劣りますが、アジが釣れないという訳ではありません。

釣れるアジのサイズによりますが、太さは【2.5lb~3lb/0.6号~0.8号】がおすすめです。

特にアジングで使うラインは細く扱いにくい為、細いラインに慣れるまでは簡単でトラブルの少ないラインを選びましょう!

まとめ

  • アジングに使用するラインは、ナイロン・フロロカーボン・PE・エステルの4種類
  • それぞれにメリット・デメリットがある
  • 最初に使うのはナイロンラインがおすすめ

アジングに慣れたら、ショックリーダーの結束を覚えて、PEラインやエステルラインに挑戦してみよう!

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